2014/08/18

アルファからベータへ

メキシコ在住のアーティスト、竹田信平氏がグリゼットで
アルファ崩壊シリーズ『錯誤の原点 』の展示を行ったのが2011年の7月。
あれから3年、崩壊は進化し今年の夏、埼玉にある丸木美術館にて
ベータ崩壊展』が9月5日まで開催されています。

原爆と原発事故、被爆と被曝、異なる時間時軸の違う事柄であるようで
現実は同じような痛みを私たちは抱えていると考えるのは的外れでしょうか。

この展示に先立って発売された本を読み(全部は読破できてないけれど…)
半年ぶりに彼と再会して意見交換し考えています。
とりあえずは、記憶を忘却するのではなく吐き出そう!!
そしてそれぞれのやり方で表現したらいいのか!!!!ってね。

実はまだ『ベータ崩壊展』は観に行けていないのです、私(ちょっと遠いの美術館)
興味のある方、ご一緒しませんか??

グリゼット的な本の紹介 vol.6
 α(アルファ)崩壊 ――現代アートはいかに原爆の記憶を表現しうるか
竹田信平著|現代書館
広島・長崎で被爆し、戦後、原爆投下の「敵国」アメリカ合衆国を始め、南北アメリカ各国に
移民した在米被爆者。メキシコとドイツを拠点とするアーティストが、その証言と記憶に向き合い、
原爆とは何かを表現する。その手記。(現代書館HPより)

グリゼットでの展示にまつわるetc…も本に記載されてるよ、チェック!